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閲覧履歴

クロロマイセチン軟膏2%

抗生物質製剤

1g 10円

添付文書番号

2634706M1020_3_02

企業コード

530258

作成又は改訂年月

2022年12月改訂
(第1版)

日本標準商品分類番号

872634

薬効分類名

抗生物質製剤

承認等

販売名

クロロマイセチン軟膏2%

販売名コード

2634706M1020

販売名英字表記

CHLOROMYCETIN Ointment 2%

販売名ひらがな

くろろまいせちんなんこう2%

承認番号等

承認番号
13227KUZ01969

販売開始年月

1957年3月

貯法、有効期間

貯法
凍結を避けて室温で保存すること。
有効期間
3年

一般的名称

クロラムフェニコール

禁忌(次の患者には投与しないこと)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

組成・性状

組成

クロロマイセチン軟膏2%
有効成分
1g中クロラムフェニコール(日局)  20mg(力価)
添加剤
セタノール、流動パラフィン、ラウリル硫酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸ブチル

製剤の性状

クロロマイセチン軟膏2%
性状
白色クリーム状の軟膏

効能又は効果

〈適応菌種〉
本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属(肺炎球菌を除く)、腸球菌属、大腸菌、クレブシエラ属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー
〈適応症〉
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、びらん・潰瘍の二次感染

用法及び用量

通常、症状により適量を1日1~数回、直接患部に塗布または無菌ガーゼにのばして貼付する。
なお、深在性皮膚感染症に対しては他の薬剤で効果が期待できない場合に使用すること。

重要な基本的注意

  1. 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の使用にとどめること。
  2. 感作されるおそれがあるので、観察を十分に行い、感作されたことを示す兆候(そう痒、発赤、腫脹、丘疹、小水疱等)があらわれた場合には使用を中止すること。
  3. 長期間連用しないこと。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

頻度不明
過敏症
発疹、接触性皮膚炎
長期連用注)
内服、注射等全身投与の場合と同様な症状
注)

薬効薬理

作用機序
細菌の蛋白合成を阻害することにより、静菌的に作用する。
抗菌作用
ブドウ球菌属、レンサ球菌属(肺炎球菌を除く)、腸球菌属、大腸菌、クレブシエラ属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニーに抗菌力を有する,in vitro)。

有効成分に関する理化学的知見

一般的名称
クロラムフェニコール(Chloramphenicol)
化学名
2,2-Dichloro-N-[(1R,2R)-1,3-dihydroxy-1-(4-nitrophenyl)propan-2-yl]acetamide
分子式
C11H12Cl2N2O5
分子量
323.13
性状
白色~黄白色の結晶又は結晶性の粉末である。
メタノール又はエタノール(99.5)に溶けやすく、水に溶けにくい。
化学構造式
融点
150~155℃
略号
CP

包装

25g×5[アルミチューブ]

主要文献

1
第十八改正 日本薬局方解説書 廣川書店.2021;C1808-1812
2
グッドマン・ギルマン:薬理書[下]薬物治療の基礎と臨床 第12版 廣川書店.2013;1970-1974

文献請求先及び問い合わせ先

アルフレッサ ファーマ株式会社 製品情報部
〒540-8575 大阪市中央区石町二丁目2番9号
TEL 06-6941-0306 FAX 06-6943-8212

製造販売業者等

製造販売元
アルフレッサ ファーマ株式会社
大阪市中央区石町二丁目2番9号

先発薬

後発薬

                                                                                                                                                                                                       

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