1
門間和夫 ほか: 小児科の進歩 2. 診断と治療社; 1983. p.95-101.
2
竹越亮一 ほか: 小児科診療 1978; 41(4): 487-94.
3
黒森信治 ほか: 小児科臨床 1978; 31(3): 541-6.
4
阿部正視 ほか: 小児科診療 1979; 42(7): 897-906.
5
第十八改正日本薬局方解説書. 廣川書店; 2021. C-146-50.
6
久光製薬社内資料. 効力試験(解熱作用).
小児用解熱鎮痛剤
1個 20.3円
有効成分 | 1個中 日局アセトアミノフェン 50mg |
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添加剤 | ハードファット |
有効成分 | 1個中 日局アセトアミノフェン 100mg |
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添加剤 | ハードファット |
有効成分 | 1個中 日局アセトアミノフェン 200mg |
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添加剤 | ハードファット |
剤形・性状 | 白色紡錘形の坐剤で、溶融点は34.5~36.5℃を示す。 |
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剤形・性状 | 白色紡錘形の坐剤で、溶融点は34.5~36.5℃を示す。 |
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剤形・性状 | 白色紡錘形の坐剤で、溶融点は34.5~36.5℃を示す。 |
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体重 | 1回用量 | |||
アセトアミノフェン量 | 50mg製剤 | 100mg製剤 | 200mg製剤 | |
5kg | 50-75mg | 1-1.5個 | 0.5個 | - |
10kg | 100-150mg | 2-3個 | 1-1.5個 | 0.5個 |
20kg | 200-300mg | - | 2-3個 | 1-1.5個 |
30kg | 300-450mg | - | - | 1.5-2個 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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リチウム製剤 炭酸リチウム | 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤(インドメタシン、イブプロフェン等)で、リチウム中毒を呈したとの報告がある。 | 非ステロイド性消炎鎮痛剤は腎のプロスタグランジン合成を抑制することにより、炭酸リチウムの排泄が減少し、血中濃度が上昇すると考えられている。 |
チアジド系利尿剤 ヒドロクロロチアジド等 | 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤(インドメタシン等)で、チアジド系利尿剤の作用を減弱することが報告されている。 | 非ステロイド性消炎鎮痛剤は腎のプロスタグランジン合成を抑制して水、塩類貯留が生じ、チアジド系利尿剤の排泄作用に拮抗すると考えられている。 |
アルコール(飲酒) | アルコール多量常飲者がアセトアミノフェンを服用したところ肝不全を起こしたとの報告がある。 注)本剤は小児用解熱鎮痛剤である。 | アルコール常飲によるCYP2E1の誘導により、アセトアミノフェンから肝毒性を持つN-アセチル-p-ベンゾキノンイミンへの代謝が促進される。 |
クマリン系抗凝血剤 ワルファリンカリウム | クマリン系抗凝血剤の作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | 本剤が血漿蛋白結合部位において競合することで、抗凝血剤を遊離させ、その抗凝血作用を増強させる。 |
カルバマゼピン フェノバルビタール フェニトイン プリミドン リファンピシン イソニアジド | これらの薬剤の長期連用者は、肝機能障害を生じやすくなるとの報告がある。 | これらの薬剤の代謝酵素誘導作用により、アセトアミノフェンから肝毒性を持つN-アセチル-p-ベンゾキノンイミンへの代謝が促進される。 |
抗生物質、抗菌剤 | 過度の体温下降を起こす頻度が高くなることから、併用する場合には観察を十分に行い、慎重に投与すること。 | 機序は不明である。 |
0.1%未満 | 頻度不明 | |
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血液注) | 血小板減少 | |
過敏症注) | 発疹 | チアノーゼ |
消化器 | 悪心・嘔吐、食欲不振、下痢、軟便、便意 |
疾患名 | 有効率(%)(有効以上/評価例数) |
急性上気道疾患A) | 76.2(176/231例) |
急性下気道疾患B) | 81.3(61/75例) |
他の発熱性疾患C) | 79.1(91/115例) |
計 | 77.9(328/421例) |