グリコペプチド系抗生物質製剤
1瓶 648円
白色の塊又は粉末である。 |
pH | 2.5〜4.5(0.5g(力価)/10mL水溶液) |
浸透圧比 | 約1(5mg(力価)/mL生理食塩液)(生理食塩液に対する比) |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
全身麻酔薬 チオペンタール等 | 同時に投与すると,紅斑,ヒスタミン様潮紅,アナフィラキシー反応等の副作用が発現することがある。 全身麻酔の開始1時間前には本剤の点滴静注を終了する。 | 全身麻酔薬には,アナフィラキシー作用,ヒスタミン遊離作用を有するものがあり,本剤にもヒスタミン遊離作用がある。しかし,相互作用の機序は不明 |
腎毒性及び聴器毒性を有する薬剤 アミノグリコシド系抗生物質 アルベカシン, トブラマイシン等 白金含有抗悪性腫瘍剤 シスプラチン, ネダプラチン等 | 腎障害,聴覚障害が発現,悪化するおそれがあるので,併用は避けること。やむを得ず併用する場合は,慎重に投与する。 | 機序:両剤共に腎毒性,聴器毒性を有するが,相互作用の機序は不明 危険因子:腎障害のある患者,高齢者,長期投与の患者等 |
腎毒性を有する薬剤 アムホテリシンB, シクロスポリン等 | 腎障害が発現,悪化するおそれがあるので,併用は避けること。やむを得ず併用する場合は,慎重に投与する。 | 機序:両剤共に腎毒性を有するが,相互作用の機序は不明 危険因子:腎障害のある患者,高齢者,長期投与の患者等 |
頻度不明 | |
過敏症注1) | 発疹,そう痒,発赤,蕁麻疹,顔面潮紅,線状IgA水疱症 |
肝臓注2) | AST(GOT)上昇,ALT(GPT)上昇,Al-P上昇,ビリルビン上昇,LDH上昇,γ-GTP上昇,LAP上昇 |
腎臓注3) | BUN上昇,クレアチニン上昇 |
血液 | 貧血,白血球減少,血小板減少,好酸球増多 |
消化器 | 下痢,嘔気,嘔吐,腹痛 |
その他 | 発熱,静脈炎,血管痛,皮膚血管炎,悪寒,注射部疼痛 |