ショック
(まれに:0.1%未満)
まれにショック(遅発性を含む)を起こし、失神、意識消失、呼吸困難、呼吸停止、心停止等の症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、必要に応じ適切な処置を行うこと。また、軽度の過敏症状も重篤な症状に進展する場合があるので、観察を十分に行うこと。
アナフィラキシー
(まれに:0.1%未満)
まれに呼吸困難、咽・喉頭浮腫等のアナフィラキシー(遅発性を含む)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、必要に応じ適切な処置を行うこと。
心室細動、冠動脈れん縮
(まれに:0.1%未満)
まれに心室細動、冠動脈れん縮があらわれることがあるので、このような場合には、適切な処置を行うこと。
腎不全
(まれに:0.1%未満)
まれに急性腎不全があらわれることがあるので、このような場合には必要に応じ適切な処置を行うこと。
肺水腫
(まれに:0.1%未満)
まれに肺水腫があらわれることがあるので、このような場合には、必要に応じ適切な処置を行うこと。
失神(意識消失等)
(まれに:0.1%未満)
まれに失神(意識消失等)があらわれることがあるので、このような場合には、必要に応じ適切な処置を行うこと。
けいれん発作
(まれに:0.1%未満)
まれにけいれん発作があらわれることがあるので、このような場合には、フェノバルビタール等バルビツール酸誘導体又はジアゼパム等を投与すること。
麻痺
(まれに:0.1%未満)
脳血管撮影でまれに麻痺があらわれることがあるので、このような場合には、必要に応じ適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸
肝機能障害(AST(GOT)、ALT(GPT)、γ‐GTP等の異常)、黄疸があらわれることがあるので、このような場合には、必要に応じ適切な処置を行うこと。
血小板減少
血小板減少があらわれることがあるので、このような場合には、必要に応じ適切な処置を行うこと。
脳血管障害
脳血管障害(脳梗塞増悪等)があらわれることがあるので、このような場合には適切な処置を行うこと。
*造影剤脳症(頻度不明)
脳血管撮影、血管心臓撮影、大動脈撮影において、本剤が脳血管外に漏出し、意識障害、麻痺、失語、皮質盲等の中枢神経症状があらわれることがあるので投与量は必要最小限とし、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
**,*皮膚障害
皮膚粘膜眼症候群(Stevens‐Johnson症候群)、急性汎発性発疹性膿疱症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、発熱、紅斑、小膿疱、そう痒感、眼充血、口内炎等の症状が認められた場合には、適切な処置を行うこと。