添付文書番号
3319402A2070_1_05
企業コード
180079
作成又は改訂年月
日本標準商品分類番号
873319
薬効分類名
補正用電解質液
承認等
販売名
KCL補正液1mEq/mL
販売名コード
販売名英字表記
KCL Corrective Injection 1mEq/mL
販売名ひらがな
けーしーえるほせいえき1mEq/mL
承認番号等
販売開始年月
貯法、有効期間
規制区分
一般的名称
補正用電解質液
組成・性状
組成
KCL補正液1mEq/mL
添加剤 | リボフラビンリン酸エステルナトリウム 6mg |
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電解質 | 塩化カリウム 1.491g |
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製剤の性状
KCL補正液1mEq/mL
pH | 5.0~6.5 |
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浸透圧比 | 約6(生理食塩液に対する比) |
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性状 | 黄色澄明の液 |
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効能又は効果
用法及び用量
電解質補液の補正用として、体内の水分、電解質の不足に応じて電解質補液に添加して点滴静脈内注射するか、腹膜透析液に添加して腹腔内投与する。
用法及び用量に関連する注意
高カリウム血症を起こすことがあるので、投与速度はカリウムイオンとして20mEq/hrを超えないこと。
本剤は電解質の補正用製剤であるため、必ず希釈して使用すること(カリウムイオン濃度として40mEq/L以下に必ず希釈し、十分に混和した後に投与すること。)。
特定の背景を有する患者に関する注意
妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
高齢者
投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
その他の副作用
適用上の注意
全般的な注意
使用時には、感染に対する配慮をすること。
薬剤調製時の注意
着色剤として含有するリボフラビンリン酸エステルナトリウムは光に対して不安定で、分解すると退色あるいは沈殿を起こすので、外観に変化が見られた場合は使用しないこと。
リボフラビンリン酸エステルナトリウムの着色が均一になるように十分に混合して使用すること。
薬剤投与時の注意
残液は使用しないこと。
薬効薬理
作用機序
本剤はK+及びCl-を含有するカリウム製剤で、電解質補液の電解質を補正する。
有効成分に関する理化学的知見
一般的名称
塩化カリウム(Potassium Chloride)
分子式
KCl
分子量
74.55
性状
無色又は白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、味は塩辛い。
水に溶けやすく、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
水溶液(1→10)は中性である。
取扱い上の注意
外箱開封後は遮光して保存すること。
以下の場合には使用しないこと。
容器表面に水滴や結晶が認められる場合
容器から薬液が漏れている場合
性状その他薬液に異状が認められる場合
包装
文献請求先及び問い合わせ先
製造販売業者等
株式会社大塚製薬工場
徳島県鳴門市撫養町立岩字芥原115