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アズレイうがい液4%

アズレン含嗽液 (洗口うがい剤)

1mL 32.4円

添付文書番号

2260700F1056_2_03

企業コード

671610

作成又は改訂年月

2024年2月改訂
(第1版)

日本標準商品分類番号

87226

薬効分類名

アズレン含嗽液

承認等

販売名

アズレイうがい液4%

販売名コード

2260700F1056

販売名英字表記

AZRAY Gargle liquid4%

販売名ひらがな

あずれいうがいえき

承認番号等

承認番号
21700AMZ00479000

販売開始年月

2005年9月

貯法、有効期間

貯法
室温保存
有効期間
3年

一般的名称

アズレンスルホン酸ナトリウム水和物製剤

組成・性状

組成

アズレイうがい液4%
有効成分
1mL中 アズレンスルホン酸ナトリウム水和物  40mg
添加剤
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリソルベート60、ポリソルベート80、ポビドン、ベンゼトニウム塩化物、グリチルリチン酸二カリウム、サッカリンナトリウム水和物、ハッカ油、l-メントール、リン酸水素ナトリウム水和物、無水リン酸二水素ナトリウム、香料、水酸化ナトリウム

製剤の性状

アズレイうがい液4%
pH6.5~8.5
性状
濃青色の液で、芳香がある。

効能又は効果

咽頭炎、扁桃炎、口内炎、急性歯肉炎、舌炎、口腔創傷

用法及び用量

アズレンスルホン酸ナトリウム水和物として、1回4~6mg(4~5滴)を適量(約100mL)の水又は微温湯に溶解し、1日数回含嗽する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

頻度不明
口腔
口中のあれ、口腔・咽頭の刺激感

適用上の注意

薬剤使用時の注意
抜歯後等の口腔創傷の場合、血餅の形成が阻害されると思われる時期には、激しい洗口を避けさせること。

薬効薬理

作用機序
アズレンスルホン酸ナトリウム水和物の抗炎症作用は、白血球遊走阻止作用及び肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制作用等によるものである。下垂体-副腎系を介さず、また、PGE2生合成阻害作用を示さない。このことから、アズレンスルホン酸ナトリウム水和物は炎症組織に対する直接的な局所作用を発揮すると考えられている,
創傷治癒促進作用
口腔内粘膜に酢酸を注入し惹起させた実験的口内炎に対し、アズレンスルホン酸ナトリウム水和物は40μg/mL以上の濃度で有意に創傷治癒促進作用を認めている(ハムスター)。
消炎作用
アズレンスルホン酸ナトリウム水和物は、in vitroにおいて白血球遊走阻止作用を認めるとともに、肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制作用を示し、またカラゲニン、デキストラン等の各種起炎物質による浮腫、カラゲニン胸膜炎等、種々の実験的炎症を抑制することが知られている(ラット),
生物学的同等性試験
  1. ハムスターの実験的口内炎に対する創傷治癒促進効果
    ハムスターの頬嚢部粘膜に酢酸を適用し惹起させた口内炎モデルに対し、アズレイうがい液4%の800倍希釈液(アズレンスルホン酸ナトリウム水和物0.05mg/mL)は有意な創傷治癒促進効果を示した。また、アズノールうがい液4%との効力比較の結果、両製剤間に有意差は認められず、両製剤の生物学的同等性が確認された。
  2. ラットの口腔粘膜炎症に対する抑制効果
    ラットの口腔内に酢酸を適用し惹起させた口腔粘膜毛細血管透過性亢進モデルに対し、アズレイうがい液4%の800倍希釈液(アズレンスルホン酸ナトリウム水和物0.05mg/mL)は有意な血管透過性抑制効果を示した。また、アズノールうがい液4%との効力比較の結果、両製剤間に有意差は認められず、両製剤の生物学的同等性が確認された。

有効成分に関する理化学的知見

一般的名称
アズレンスルホン酸ナトリウム水和物(Sodium Gualenate Hydrate)
化学名
Sodium 1,4-dimethyl-7-isopropylazulene-3-sulfonate
分子式
C15H17NaO3S・1/2H2O又はC15H17NaO3S・H2O
分子量
309.36又は318.36
性状
暗青色の結晶又は結晶性の粉末で、におい及び味はない。メタノールにやや溶けやすく、水又は酢酸(100)にやや溶けにくく、エタノール(95)に溶けにくく、無水酢酸、ジエチルエーテル又はヘキサンにほとんど溶けない。水溶液(1→200)のpHは6.0~9.0である。光により変化する。
化学構造式

包装

10mL×1、10mL×10、10mL×30

主要文献

1
柴田芳久 他:薬理と治療. 1986;14(3):1303-1311
2
山崎英正 他:日薬理誌. 1958;54(2):362-377
3
吉田博次 他:薬理と治療. 1986;14(3):1313-1320
4
宇田昭夫:日薬理誌. 1960;56(5):1151-1163
5
社内資料:生物学的同等性 創傷治癒促進効果
6
社内資料:生物学的同等性 血管透過性抑制効果

文献請求先及び問い合わせ先

株式会社ジーシー昭和薬品
〒113-0033 東京都文京区本郷一丁目28番34号
TEL:0120-648-914
〈受付時間〉9:00~17:30(土・日・祝日・弊社休日を除く)

製造販売業者等

製造販売元
株式会社ジーシー昭和薬品
東京都板橋区蓮沼町76番1号

先発薬

後発薬

                                                                                                                                                                                                       

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