1
藤野博 他:先天異常. 1965;5(4):235
2
Heazelwood V. J., et al.:Br. J. Clin. Pharmacol. 1984;17(1):55-59
3
第十八改正日本薬局方解説書 廣川書店 2021;C2007-C2013
4
Hellman L., et al.:J. Clin. Invest. 1956;35(9):1033-1044
5
第十八改正日本薬局方解説書 廣川書店 2021;C4346-C4353
副腎皮質ホルモン製剤
1錠 16.8円
有効成分 | 1錠中 コルチゾン酢酸エステル 25mg |
---|---|
添加剤 | 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、ステアリン酸マグネシウム |
剤形 | 二分割線入りの素錠 |
---|---|
色調 | 白色 |
外形 | 表面 裏面 側面 |
大きさ | 大きさ(直径) 9.6mm 大きさ(厚さ) 3.3mm |
質量 | 304.8mg |
本体コード | 540 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
---|---|---|
デスモプレシン酢酸塩水和物(ミニリンメルト)(男性における夜間多尿による夜間頻尿) | 低ナトリウム血症が発現するおそれがある。 | 機序不明。 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
---|---|---|
バルビツール酸誘導体 フェノバルビタール フェニトイン リファンピシン | 本剤の作用が減弱することが報告されている。 | これらの薬剤はチトクロームP450を誘導し、本剤の代謝が促進される。 |
ソマトロピン(遺伝子組換え) | 血清コルチゾール濃度が低下することがある。 | 成長ホルモンが11β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ1型(11β-HSD-1)を抑制することにより、コルチゾンからコルチゾールへの変換を減少させるため。 |
サリチル酸誘導体 アスピリン | 併用時に本剤を減量すると、血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加し、サリチル酸中毒を起こすことが報告されている。 | 本剤はサリチル酸誘導体の腎排泄と肝代謝を促進し、血清中のサリチル酸誘導体の濃度が低下する。 |
抗凝血剤 ワルファリンカリウム | 抗凝血剤の作用を減弱させることが報告されている。 | 本剤は血液凝固促進作用がある。 |
糖尿病用薬 ビグアナイド系薬剤 スルホニルウレア剤 速効型インスリン分泌促進剤 α-グルコシダーゼ阻害剤 チアゾリジン系薬剤 DPP-4阻害剤 GLP-1受容体作動薬 SGLT2阻害剤 インスリン製剤等 | これらの薬剤の作用を減弱させることが報告されている。 | 本剤は肝臓での糖新生を促進し、末梢組織での糖利用を阻害する。 |
利尿剤(カリウム保持性利尿剤を除く) トリクロルメチアジド フロセミド等 β2-刺激剤 クレンブテロール塩酸塩 ツロブテロール塩酸塩 プロカテロール塩酸塩水和物等 アムホテリシンB | 併用により、低カリウム血症があらわれることがある。 | 本剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用がある。 |
ジゴキシン | ジゴキシン中毒があらわれるおそれがある。 | 本剤の尿細管でのカリウム排泄促進作用により、血中カリウム値が低下し、ジゴキシンの作用が増強する。 |
シナカルセト | 血清カルシウム濃度が低下するおそれがある。 | シナカルセトの血中カルシウム低下作用が増強される可能性がある。 |
シクロスポリン | 副腎皮質ホルモン剤の大量投与により、併用したシクロスポリンの血中濃度が上昇するとの報告がある。 | シクロスポリンの代謝を阻害する。 |
マクロライド系抗生物質 エリスロマイシン エストロゲン(経口避妊薬を含む) | 副腎皮質ホルモン剤の作用が増強されるとの報告がある。 | 本剤の代謝が阻害されるおそれがある。 |
エフェドリン | 副腎皮質ホルモン剤の代謝が促進され、血中濃度が低下するとの報告がある。 | 機序不明 |
ジクロフェナク | 消化器系の副作用(消化性潰瘍、消化管出血等)を起こすおそれが高くなる。 | ともに消化器系の副作用を起こすおそれがある。 |
頻度不明 | |
---|---|
内分泌 | 月経異常 |
消化器 | 下痢、悪心・嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇、食欲不振、食欲亢進 |
精神神経系 | 多幸症、不眠、頭痛、めまい |
筋・骨格 | 筋肉痛、関節痛 |
脂質・蛋白質代謝 | 満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝 |
体液・電解質 | 浮腫、血圧上昇、低カリウム性アルカローシス |
眼 | 中心性漿液性網脈絡膜症等による網膜障害、眼球突出 |
血液 | 白血球増多 |
皮膚 | ざ瘡、多毛、脱毛、色素沈着、皮下いっ血、紫斑、線条、そう痒、発汗異常、顔面紅斑、創傷治癒障害、皮膚菲薄化・脆弱化、脂肪織炎 |
過敏症 | 発疹 |
その他 | 発熱、疲労感、ステロイド腎症、体重増加、精子数及びその運動性の増減 |