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第十八改正 日本薬局方解説書.廣川書店.2021:C-3142-3147
制酸剤
1g 1.3円
有効成分 | 1g中 日局 炭酸マグネシウム 1g |
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性状 | 本品は白色のもろい塊又は粉末で、においはない。 |
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薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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テトラサイクリン系抗生物質 (テトラサイクリン、ミノサイクリン等) ニューキノロン系抗菌剤 (シプロフロキサシン、トスフロキサシン等) エチドロン酸二ナトリウム セフジニル | これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。 | マグネシウムと難溶性のキレートを形成し、薬剤の吸収が阻害される。 |
大量の牛乳、カルシウム製剤 | milk-alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。 | 危険因子:高カルシウム血症、代謝性アルカローシス、腎機能障害のある患者 |
頻度不明 | |
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代謝異常注) | 高マグネシウム血症 |
消化器 | 下痢等 |