1
Sheikh M. S., et al.:N. Engl. J. Med. 1987;317(9):532-536
2
USP DI, 17th ed., 1997;696-708
3
Crawford M. A., et al.:J. Clin. Pathol. 1959;12(6):524-529
4
Liu C. T. & Overman R. R.:Arch. Int. Pharmacodyn. Ther. 1969;177(1):52-59
カルシウム補給剤
1g 8円
有効成分 | 1g中 グルコン酸カルシウム水和物 1g |
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色調 | 白色 |
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剤形・性状 | 内用散剤 結晶性の粉末又は粒 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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エストラムスチンリン酸エステルナトリウム水和物 エストラサイト 等 | エストラムスチンリン酸エステルナトリウム水和物の効果が減弱するおそれがある。 | カルシウムがエストラムスチンリン酸エステルナトリウム水和物と難溶性のキレートを形成し、エストラムスチンリン酸エステルの吸収を阻害する。 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
---|---|---|
活性型ビタミンD製剤 アルファカルシドール カルシトリオール 等 | 高カルシウム血症があらわれやすい。 | 腸管からのカルシウムの吸収を増大させる作用がある。 |
強心配糖体 メチルジゴキシン ジゴキシン 等 | 強心配糖体の作用を増強し、徐脈、心室性期外収縮、房室ブロック等の中毒症状を誘発するおそれがある。 | カルシウムは強心配糖体の心筋収縮力増強作用を強める。 |
テトラサイクリン系抗生物質 ミノサイクリン ドキシサイクリン テトラサイクリン 等 ニューキノロン系抗菌剤 シプロフロキサシン ノルフロキサシン トスフロキサシン ビスホスホネート系薬剤(経口剤) エチドロン酸二ナトリウム 等 | これらの薬剤の効果が減弱するおそれがあるので、投与間隔をできるだけあけるなど注意すること。 | カルシウムがこれらの薬剤と難溶性のキレートを形成し、これらの薬剤吸収を阻害すると考えられる。 |
非脱分極性筋弛緩剤 ベクロニウム臭化物 | これらの薬剤の筋弛緩作用が減弱するおそれがある。 | カルシウムイオンは非脱分極性筋弛緩剤に拮抗する。 |
頻度不明 | |
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消化器 | 食欲不振、悪心・嘔吐、便秘、胃痛 |
その他 | 倦怠感 |